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【自宅の防水工事、忘れていませんか?】防水工事の知識・工事についてお教えします!

 

みなさんこんにちは!埼玉県川越市にあるシオノ工業です。

 

最近は、台風の影響で雨が降り続いていたり、冬が訪れると雪が降る可能製もありますよね。

 

ベランダのシートに水が溜まっていたり、屋上のシートはふくれたり剥がれていたり、外壁にはひび割れ、室内の天井を見てみたらちょっと染みてる・・・そんな症状は見られませんか?

 

普段からよく見る場所ではないので放置されがちですが、深刻な状態になっているかもしれません!!!

 

今回の記事では、「防水工事の知識と工事方法について」お話ししていきます。

 

 

防水工事について

 

 

|防水工事とは?

 

 

防水工事とは、雨や雪などの「水からの保護」を最優先した工事になります。

 

|防水工事が必要な理由

 

 

雨水や雪水は建物に大きな被害を与え、みなさんの健康にも影響が出てしまうリスクが高まります。

 

一般の住宅の中でも、屋根や壁にあたる外装材は自然の影響をとても受けてしまう場所です。

 

塗装工事や防水工事をしない状態で紫外線や強風、雨の影響を受けるとすぐに劣化します。

 

腐食し続けると建物が壊れてしまったり、木材に含まれる水分量が高くなるとかびやシロアリが繁殖しやすくなるため人への影響も与えてしまいます。

 

そうなる前に、定期的なメンテナンスをして建物も自分も守っていきましょう。

 

雨漏りの危険性はこちらから>

 

 

 

防水工事の種類

 

 

防水工事は、種類によって使用する場所や工法が異なります。

 

大きく分けて3種類あるので、一緒に見ていきましょう。

 

 

|塗膜防水

 

 

どのような場所でも施工できる特徴を持っているので、多く施工されている「塗膜防水」です。

 

①ウレタン塗膜防水

 

 

 

 

ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン樹脂に硬化剤を混ぜ、防水箇所に塗布して硬いゴムのような防水層を作る工法です。

 

弾力性や伸縮性が高く、ひび割れにくいです。

 

屋根や外壁といった雨風の影響やひび割れが起こりやすい場所に適しています。

 

しかし、防水層は非常に紫外線に弱いので、トップコートという「防水層を守るため」の保護塗料を定期的に塗布し、防水層を守る必要があります。

 

標準耐用年数は約10年とされています。

 

②FRP防水

 

 

 

 

FRP防水とは、強度が高く耐久性に優れた「ガラス繊維プラスチック(FRP)」を使用して、防水層を形成する工法です。

 

FRPは、繊維と合成樹脂を一緒にして、強度を高めた合成樹脂のことを言います。

 

下地が平面でなくても使用可能、既存の防水層の上からでも施工ができます。

 

ガラス繊維でできてるので、曲げたときにも割れにくく歩行などに対して強いのでベランダの新築時の防水工事に使用されます。

 

デメリットとして、コストが高いことや異臭をはなつため近隣の方からクレームがくる可能性があります。

 

標準耐用年数はウレタン塗膜防水と変わらず約10年と考えられているようです。

 

 

|アスファルト防水

 

 

 

 

 

アスファルト防水は、合成繊維不織布にアスファルトを含浸させた「ルーフィング」を、加熱溶解したアスファルトで貼り重ねていく防水工法です。

 

実績が多く最も信頼性が高い防水工法です。

 

また、防水工法は主に3種類ほどあり、小さい範囲から大きい範囲や場所を考慮して工事を行います。

 

アスファルト防水は、防水性能が高いので、他の工法に比べると施工に必要な費用も高く、工期も長くなりやすいデメリットがあります。

 

そして、重量があるので木造の住宅や小規模な建物には向いていないと言われています。

 

①熱工法

現場に設置した熔解釜でアスファルトを220℃~270℃に熔解し、アスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートを複数枚貼り付けていく工法です。

 

高温で工事をするため、煙や臭いが拡散しやすいデメリットがありますが、熱を冷ましながら防水層を作っていくので、高い防水機能の発揮が期待できます。

 

②常温粘着工法

常温でも使用可能な防水シートを張り重ねていく工法です。

 

熱工法のように熱を使わないので、煙や臭いが発生せず、狭い範囲から広い範囲まで工事することが可能です。

 

しかし、熱を使用しないことで防水層の密着度や防水効果は低くなります。

 

③トーチ工法

防水シートの裏面に張り付いているアスファルトを大型のガスバーナーであぶりながらアスファルトを溶かして張り重ねていきます。

 

熱工法のように熱を冷ましながら密着させていくので、熱工法と常温粘着工法の間ぐらいの防水効果が期待できます。

 

こちらも狭い範囲から広い範囲まで工事することが可能ですが、職人さんの腕が試されます。

 

以上3つの工法を紹介しました。

 

耐用年数は一般的に15~30年と考えられているようです。

 

 

|シート防水

 

 

シート防水とは、シートを下地に貼り付ければ完成する、比較的簡易的な防水工法のことです。

 

「塩化ビニールシート工法」と「ゴムシート防水工法」に分けられます。

 

①塩化ビニールシート工法

 

 

 

 

 

塩化ビニールシート工法は、塩化ビニール樹脂の防水シートを貼る工法です。

 

主に、改修工事の際に使用され、ウレタン防水工法と並び主流とされている工法です。

 

陸屋根とベランダの両方に使用されます。基本的にメンテナンスの必要がなく、長く使える工法です。

 

②ゴムシート防水

 

 

 

 

ゴムシート防水工法は、シート状に成形したゴム系の防水シートを、接着剤やテープなどで施工をする工法です。

 

塩化ビニールシートより薄く衝撃に弱いので、使用されにくくなってきました。

 

どちらの方法も乾燥させる時間がいらないのに加え、広い面積を一気に施工できます。

 

耐用年数は約10年~15年と考えられているようです。

 

 

自宅の防水工事はどの防水工事を選べばいいの?

 

 

防水工事の種類や特徴を見ていきました。

 

実際、防水工事をする際には業者の方が見て判断しますが、簡単に防水工法と向いている場所を参考までにお教えします。

 

①ウレタン防水 

ウレタン防水は、「小さい面積」のベランダや「障害物が多い」、「施工する箇所が複雑」なベランダに向いています。

 

ウレタン防水は液体の防水材なので、障害物が多い場合や施工する箇所が複雑であってもムラなく施工することが出来ます

 

また、小さい面積であれば乾燥も十分にできるので、このようなパターンであれば『ウレタン防水』が向いています。

 

②FPR防水

FPR防水は、衝撃や熱に強い防水材なので、屋上やベランダ(耐久性重視をしている)に向いています。

 

他にも、木造住宅バルコニーや浴室・厨房等にも使用されている例があります。

 

しかし、紫外線には弱い性質なので、「5年に1度」トップコートを塗るメンテナンスをしてください。

 

③シート防水

シート防水は、マンションや屋上といった大きな面積の場所でなおかつ平らな場所で床に固定されているものが少ない場所に向いています。

 

一度に広い面積を施工できるので、工期自体も短くコストも安く済みます。

 

④アスファルト防水

アスファルト防水は、大きな面積ビルやマンションに向いています。

 

なおかつ、人や車が通ることの多い場所に最適です。

 

臭いや煙が発生することも含め、大きな面積が必要ですが、配慮して施工する業者を見つけられるといいと思います。

 

 

まとめ

 

防水工事についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

前回の「外壁の劣化」でお家を守るためには外壁工事を優先するといいでしょう!と書きましたが、

 

防水工事もお家を守るためにはとっても重要な工事なのです。

 

ご自宅のベランダや屋上、バルコニーなど気になることがあれば気軽にご相談ください!

 

川越市から川越市周辺、埼玉県内のご自宅でお困りなことがあればぜひシオノ工業へ!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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