21大宮公園事務所外壁その他改修工事 part3【ウレタン防水スプレー工法】 | 株式会社シオノ工業 21大宮公園事務所外壁その他改修工事 part3【ウレタン防水スプレー工法】 – 株式会社シオノ工業

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21大宮公園事務所外壁その他改修工事 part3
【ウレタン防水スプレー工法】

 

みなさんこんにちは!川越市にあるシオノ工業です!

 

今年から天皇誕生日の祝日が2月23日になりましたが、皆さんは祝日どう過ごされましたか?

 

筆者は、新生活に向けてキッチン用品や家具を揃えたりと充実した1日を過ごしました!

 

さて、今回は、『21大宮公園事務所外壁その他改修工事』のPart3【ウレタン防水スプレー工法】についてご紹介します。

 

Part1Part2はこちらから

 

 

防水工事について

 

今回紹介するのは、「防水工事」の施工状況についての話です。

 

防水工事ってな~に~?

 

防水工事とは?

防水工事は、建築物を雨や雪といった水が内部に侵入しないように行われる工事。

 

適切に行われない場合、雨漏りという大変な被害に合う可能性があるので、きちんと行う必要がある。

 

雨漏りの危険性についてはこちらから>

防水工事の詳細についてはこちらから>

 

今回の防水工事の採用工法

 

防水工事には、【塗膜防水・シート防水・アスファルト】など種々ありますが、

 

今回の工事の金属屋根には「超速硬化ウレタン塗膜防水材」スプレーで吹付ける工法にて施工を行いました。

 

通常のウレタン塗膜防水と超速硬化ウレタン塗膜防水の違いを簡単に見ていきます。

 

通常のウレタン塗膜防水

複雑な形状でも簡単に施工できる

 

・つなぎ目がない塗膜で美観に優れている

 

・ベース材の硬化に時間を要する

 

超速硬化ウレタン塗膜防水

吹付後、すぐに硬化する

 

硬化が早いため、勾配がきつい屋根・複雑な形状の屋根などに対応できる

 

・硬化が早いため、工程短縮が可能

 

複雑な形状に対応できることに違いはありませんが、大きく違うところは「硬化の早さ」です。

 

また、これによって材料がダレにくくなるのも良さの1つです。

 

施工方法

 

それでは、実際の施工方法を見ていきましょう!

 

|1.着工前

 

 

これが、着工前の状態です。

 

劣化が進んでいる屋根をきれいにしていきます。

 

|2.洗浄

 

 

高圧洗浄機を使用して屋根についた汚れ、苔、脆弱化した塗膜を洗浄・撤去します。

 

 

洗浄完了です。

 

|3.サンディング(研磨)

 

次に、高圧洗浄機で落としきれなかった細かい汚れを落としていきます。

 

 

細かい「汚れ」や「錆」を研磨用のスポンジたわしや研磨紙などで除去します。

 

画像のような金属面では、表面を荒らして材料の密着を高める目的でも行います。

 

 

1の洗浄状態と比べると、かなり汚れが取れました。

 

拡大して見ると表面がザラザラしているのがはっきりとわかると思います!

 

|4.シーリング用プライマー塗布

 

シーリング打設をするために、シーリング材用のプライマーを塗布します。

 

プライマーとは、接着を行う際に第1層目に塗布する下地処理材料のことを言います。

 

 

刷毛を使用し、丁寧に手作業で塗布していきます。

 

 

プライマー塗布完了です。

 

|5.シーリング打設

 

鋭角になった入隅部などは防水層に亀裂が入るなど不具合が発生しやすい箇所のため、

 

鋭角にならないようにシーリングを打設(流し込み)します。

 

 

これはシーリングを流し込んでいる様子です。

 

 

流し込んだシーリングをヘラで抑えていきます。

 

 

全体に流し込み終えました。

 

|6.防水用プライマー塗布

 

下地・防水材の密着性を確保するためプライマーを塗布します。

 

今回は金属屋根のため、錆の進行を抑制する金属製プライマーを使用します。

 

 

ローラーで塗布している様子です。

 

 

全体に塗り終えました。

 

|7.防水材吹付

 

スプレー防水専用機にて防水材を吹き付けていきます。

 

スプレーで吹き付けるため、吹付けた材料がミスト状になり飛散してしまうため施工範囲外に飛散しないようにしっかりと養生を行います。

 

 

防水材の厚みが均一になるように機械の設定をして吹付けていきますが、

 

実は、施工する職人さんの技術によって差が出る工程です。

 

そのため、何度も吹き具合を確認して作業を進めていきました。

 

 

吹付の完了です。

 

|8.トップコート吹付

 

 

仕上げで、トップコートを吹付けていきます。

 

トップコート塗布は、防止材を紫外線などから保護する・美観向上の2つの目的があるため塗布します。

 

今回の工事では、「日射反射率が高い」トップコート材を採用し施工しました。

 

特に夏場など日射しが厳しい時期には、内部の温度上昇抑制に効果があります。

 

 

トップコート塗布完了しました。

 

 

着工前と比べると、一目瞭然です!

 

まとめ

 

まずはビフォー・アフターをご覧ください!

 

【before】

 

【after】

 

劣化が目立っていた屋根も、今回の施工をしたことにより非常にきれいになりました!!

 

細かい作業をスプレー吹付することによって工程短縮し、職人さんと吹付具合を何度も確認して施工を行ったので、

 

ムラのないきれいな屋根に仕上げることができました!

 

日射反射率が高いトップコート材を使用しているので、金属屋根でも夏場の強い日射しにも負けません。

 

シーリングも丁寧に打設したので、防水面のケアもばっちりです。

 

 

シオノ工業では、今回の工事の施工方法以外の防水工事の相談も受け付けております!

 

お家の防水面のメンテナンスが気になった際にはぜひお問い合わせください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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