「K邸作業所築造工事」が完成!
みなさんこんにちは!埼玉県川越市にあるシオノ工業です。
8月も最後になりましたね。
日の入りも早くなり、秋を感じ始めた今日この頃・・・。
今回は、「K邸作業所築造工事」の「Part2」です!
この「Part2」の記事ですが、「Part1」の続きとなり工事が終了し、完成いたしましたので、そこも含めたブログ更新です♪
「Part1」を読んでいただいてからこの記事を見ると流れが分かりやすいと思うので、ぜひ読んでみて下さいね。
それでは早速、「K邸作業所築造工事」の内容に入っていきましょう!
工事を行った、「K邸作業所築造工事」の内容はこちらです↓
工事名:K邸作業所築造工事
工事期間:令和2年6月25日~令和2年8月10日(日数:46日)
工事担当:柳澤(ヤナギサワ)
工事内容:仮設工事、土工事、木工事、屋根・板金工事、サッシ工事、電気工事 他
「Part1」で基礎工事については紹介しましたが、この記事では、建方工事から完成まで紹介していきます。
「Part1」ではお話ししませんでしたが、実はこの工事、築造工事ですが、弊社が設計から施工まで行いました!
そこにも注目しながら記事をご覧いただけると一緒に感動できるかなと・・・
では早速いってみましょう!
|建て方
「Part1」で建物の基礎を作りましたが、その上に柱や梁を組み上げて、
さらに屋根を葺けれるようにするところまでの工事を「建方」と言います。
この建方工事は、新築工事のなかでも一番大工さんが気を遣う作業で、最も危険な工事が待ち構えている“最難関”ともいえる工事なんです。
大工さんが柱を取り付けていって・・・
下げ振りというおもりを使用して、柱の建て入れの良否を確かめています。
こちらは屋根部分の取り付け作業です。
これで建方工事完成です。
|ルーフィング張り
次は、屋根に防水シートを張っていきます。
このシートには、雨水が瓦の隙間から侵入しても「屋根の下地材に水を浸透させないという重要な役割」があります。
もし雨漏りが起きた場合は、瓦の破損やずれによって、下地材である防水シートが傷んで穴があいたり破損したときです。
このシートは約1m幅の長いシートで、必要な分をカットして使っています。
この様な感じでシートを貼っていきます。
|軸組み
次は、軸組みという作業を行いました。
軸組とは、木造や鉄骨造の建築物において、土台、柱、梁、桁(けた)、筋かい(すじかい)などで構成される骨組みの総称です。
屋根や2階床の荷重を支え、基礎に伝えると共に、地震・風などの水平力に抵抗する役割をもっています。
この工程と一緒に、サッシ枠も取り付けています。(黒い枠がサッシ枠)
|土間床付け
次は、土間の床付けをしていきます。
こちらも「Part1」同様、手作業で行いました。
2本出ている木は、コンクリートを流し込むときに高さがわからなくならないように差し込まれているようです。
|土間打設準備
土間の打設をする前に、準備をします。
土間コンクリートのひび割れ防止として、ワイヤーメッシュを設置していきます。
コンクリートはとてもデリケートな材料なので、引っ張りに強い鉄筋によってそれを補います。(詳しくはPart1で)
さらに、ワイヤーメッシュの下には空間を確保するために、コンクリートサイコロを置きます。
ワイヤーメッシュを地面に直接敷いたままだと、基礎砕石とコンクリートでワイヤーメッシュを挟むだけになってしまい、ひび割れ防止にならなくなってしまいます。
なので、実は置かれているだけでなく、コンクリートサイコロは重要な役割を果たしているのです。
|土間打設
土間の床付けが完成したら、打設をしていきます。
こちらも手作業で行っていきます。
コンクリートを流し込み、
コテで均していき、
タンパーという道具でさらに整えます。
土間の完成です。
|サッシ取り付け
サッシの取り付けはこのような感じになり、完成しました。
|サイディング張り
外壁は、サイディングを張っていきます。
サイディングとは・・・建物の外壁に使用する外壁材の1種のことです。
・耐水性に優れている
・耐天候性に優れている
・種類・デザインが豊富
・工場生産なので品質が安定している
といった特長があります。
これを作業所の外壁に貼っていきます。
これで外壁のサイディング張り完成です。
|板金張り
屋根に板金を張る工事です。
屋根に屋根材と板金を張り、余分なところはカットします。
屋根の谷となっている部分には、下地の木材を張り、シートを上に貼ります。
上からじょうろで水をかけ、水がきちんと流れているか確認しています。
問題なく屋根が完成しました。
|配管設置
液体(水など)を他の場所へ移動できるように配管を設置します。
まずは、設置する予定の箇所を掘り起こしていきます。
掘り起こした場所に配管を繋いで埋めます。
この細い管は水が出るように設置された配管です。
水がちゃんと出ました。
これで配管設置完成です。
|電気配線
作業所に明かりを灯せるように、電気配線をしました。
その他コンセントの取り付けをし、V数の確認などをして電気配線の完成です。
|棚取り付け
作業所の室内の棚を取り付けます。
1本1本丁寧にサイズ調整をして切り、怪我をしないようにやすりでこすって取り付けて完成です。
|窓枠取り付け
サッシの取り付けをこの記事の最初の方でしましたが、つけたままだと黒い枠が目立ってしまうので、
室内に使用している同じ木材を使用して窓枠を取り付けます。
こちらもサイズを測って調整します。
違和感がなくなりましたね!
|犬走
雨水が跳ねるのを防止するために、犬走(いぬばしり)を作成しました。
犬走とは?
・建物の下に「犬が通れるくらいの細い道」のことを言います。
由来には諸説がありますが、犬が走り足跡が付いた道で「犬走」という説もあり、犬が土の上を通ることで足あとが付き、その様子を犬走りと命名されたようです。
◎シオノ工業スタッフ、柳澤からのコメント
「名前には犬走とありますが、実際温かいところには「猫」がくるので、「猫走」だよね・・・猫はこたつで丸くなるって歌詞があるように。」
・・・言われてみればたしかに!笑
そんなことは置いといて…下の写真のコンクリート部分を犬走と言います。
この犬走もコンクリートを使用して作成しましたので、
一定の厚みを一度掘り、アンカーを打って高さを決め、そこに型枠を設置して砕石を流し込み、ワイヤーメッシュでひび割れ防止をして、コンクリートを流し込んで完成ですね!
この小さな範囲でも、コンクリート打設をするとなったら工程はほとんど同じようです。(その為、作業風景は省略。)
|地ならし
建物自体の工事が終わりまして、あとは建物周りの地面を均して終わりです。
|完成!
とても長くなりましたが、「K邸作業所築造工事」が完成いたしました!
改めて、施工前と完成を比べていきましょう。
<施工前の状態>
<完成>
[外観]
[内観]
K様、ご依頼いただき誠にありがとうございました。
また、シオノ工業の社員のみなさんと協力していただいた業者の方々、お疲れ様でしたm(__)m
今回の工事は、「作業所の築造工事」の依頼で、何もない土地に作業所を新築する工事でした。
これからのK様の作業がよりはかどることを祈っております!
今後もシオノ工業が安心して利用できるようにサポートしてまいります。
シオノ工業は、官公庁始め個人のお客さまや今回のようにアパートなど大きな工事も数多くの発注実績を頂いており、自信を持って安心・納得のプロの技で住みやすいお家にさせて頂きます。
何かお家でお困りなことがあったら、まずはお問い合わせからお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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