21大宮公園事務所外壁ほか改修工事 part2
【ファンデーション工法】
こんにちは!川越市にあるシオノ工業です!
2月も残りわずかとなりましたが、花粉と寒さに筆者は悩まされております…
皆さんはどうでしょうか?体調管理いっしょに頑張りましょう✊
さて、本日は、
『21大宮公園事務所外壁ほか改修工事』の【ファンデーション工法】施工についてのブログ投稿です!
さっそく本題にうつっていきましょう。
コンクリート打放部 外壁改修工事
今回の工事では、外壁改修工事の中でpart1のタイル剥落防止に続き「コンクリート打放部」の改修も行いました。
コンクリート打放し仕上外壁は、
経年劣化などにより仕上材の効果が失われると打放しの風合いが失われ、汚れが付着しやすくなったり黒ずんできたりします。
今回はこのような劣化をきれいな状態になおします!
打放しコンクリートとは?
今回採用した施工方法
今回採用した施工方法は、ベース材を全面に塗布した後に、あえてまだら模様になるように化粧塗りを施しました。
塗料を全面に塗布して塗り上げると、平滑なのっぺりとした印象になってしまいます。
今回は「外壁全面の立体感」と「コンクリート打放しの風合いを醸し出したかった」ので、
あえてまだら模様にする施工方法を採用致しました。
また、このまだら模様に塗る施工方法は、色彩やパターンにより、
レザー調・錆び調・メタリック調などさまざまな模様に替えることも可能です!
ベース材・トップコート材を全面に塗布しますので、降雨や紫外線による劣化を抑制し長期にわたり躯体を保護します。
ファンデーション工法 施工の流れ
|1.下地調整
この作業では、既存コンクリートの打放し部の劣化が激しい箇所の下地補修を行います。
これは仕上げをきれいにするためにも必要な作業です!
電動ヤスリでペーパー掛けをしている状況です。
次に、紙やすりで細かいところをペーパー掛けしていきます。
ペーパー掛け完了です。
|2.シーラー塗布
下地調整後、ベース材の密着性を確保するため、シーラーを全面に塗布します。
シーラーとは?
外壁塗装工事を行う際に、下地処理用に用いられる下塗り材のことをシーラーと言います。
下地の吸い込みを止める・仕上げ材の塗料の付着性を向上させる性能があります!
ローラーを使用してシーラーを塗布していきます。
シーラー塗布完了です。
|3.ベース材塗布
2のシーラー塗布後、ベース材を全面に塗布します。
こちらもローラーを使用してベース材を塗布していきます。
ベース材の塗布完了です。
|4.パターン(模様)付け
今回採用した施工の部分です!
特殊なローラーを使用し、ベース材の上にパターン(模様)を付けていきます。
ぜひ写真をクリックして見てください!
シーラー材とベース材を塗った際に使用したローラーはぼこぼこしていませんが、
模様をつけるローラーではぼこぼこしたローラーを使用しています。
塗布完了後は、このようにパターン(模様)が付きました。
【ベース材のみ】
【パターン付け】
比べてみてみると、パターン付けしたことで、のっぺりとした印象はなくなりました。
筆者は街中では2枚目のコンクリートをよく見ていましたが、実はもう一工夫されていたコンクリートだったということは、今回書きながら初めて知りました!
この一工夫で印象は大きく変わりました。
|5.トップコート塗布
ベース材・パターン材の保護と美観向上のためトップコートを塗布します。
トップコートを塗布したことによって、模様がよりはっきりと見えるようになりました。
まとめ
今回の施工のビフォーアフターです!
【before】
【after】
いかがでしょうか?
コンクリートの風合いや、パターン付けをしたことによるのっぺりとした印象は0ではないでしょうか。
施工前と比べると全体で1つという印象でしたが、現段階ではパーツ1つずつに顔があり、さらに良い建物に仕上げることができました。
あまり見えない部分でも、一工夫することによってだいぶ変わりますね♪
今回の『ファンデーション工法』の施工状況のご紹介はいかがだったでしょうか。
もし気に入ってご自宅の外壁の印象を変えたいと思っていただけたら、ぜひシオノ工業にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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