21大宮公園事務所外壁その他改修工事 part4
【鋼製建具カバー工法】
こんにちは!川越市にあるシオノ工業です。
あっという間に2月が終わり、3月になりました。
3月は別れの季節ですね。卒園式、卒業式、そして進学や入社に向けて準備するご家庭が多いと思います!
ひとまず、今の環境を頑張った皆さんに幸あれ!
さて、今回は『21大宮公園事務所外壁その他改修工事』のPart4【鋼製建具カバー工法】についてご紹介します。
鋼製建具カバー工法とは?
今回の工事では、既存の鋼製建具の開閉がスムーズにいかず、施錠にもコツがいる等問題があり、機能回復のため建具の新設を行うことになりました。
建具を新しくする方法には、大別して「かぶせ工法」と「撤去工法」があります。
かぶせ工法
撤去工法
今回の工事では、前者の「かぶせ(カバー)工法」にて建具を新しくする工法を採用しました。
かぶせ工法のメリットは、
撤去工法に比べて解体範囲を少なくできるため、工程の短縮が可能になり、当然廃棄物も少なくできます。
一方、デメリットとして、
既存の枠の内側に新規の枠を取り付けるので、開口は既存の開口よりどうしても小さくなってしまいます。
建具改修の説明
カバー工法について書きましたが、このカバー工法は「建具改修」にあたる工事の1つです。
建具改修には、大別して「美観を回復させるもの」と「機能を回復・付加させるもの」などがあります。
美観の回復
機能を回復・付加
・開閉の不具合を解消
・防犯、気密などを強化
→機能面の強化には、既存のサッシの内側にもう1枚サッシを追加して、二重サッシにしたり、
建具そのものを機能強化された新しいものに交換することがある。
カバー工法の説明の時にも書きましたが、
今回の工事では、建具機能回復のため、後者の機能を回復・付加させる改修工事を行います。
施工方法
それでは、実際の施工状況を見ていきましょう!
|1.着工前
こちらが、着工前の写真です。
錆などの劣化状況がわかりやすく確認できる状態です。
|2.既存扉・丁番撤去
まず、新規建具を収めるために不要となる扉・丁番・金物を撤去します。
サンダーで丁番を撤去中
撤去完了!
|3.下地材取付
新規の枠材を取り付けるために、まず下地材をビスなどで既存枠に取り付けていきます。
|4.新規枠材取付
下地材を取り付けたら、新規枠材を取り付けます。
|5.新規カバー材取付
次に、新規カバー材を取り付けていきます。
今回の工事では、既存の枠を表したくないという要望があったので、カバー材を取り付けました。
|6.新規扉取付(吊り込み)
新規枠材に丁番などの金物を取り付け、新しい扉を吊り込みます。
扉吊り込み後、ノブ、ドアクローザーを取り付けます。
吊り込みとは
|7.建具調整
新しくした扉の開閉具合・施錠状態など調整を行います。
(写真なし)
|8.シーリング材充填
建具調整を行って不具合がないことを確認後、躯体と枠との取合部をシーリングします。
(写真なし)
|9.完了
新規建具の取り付けが完了いたしました!
まとめ
【before】
【after】
どうでしょうか!
元々ついていた枠をいかし、新規建具の取り付けを行いました。
建具そのものを新しくしたので、開閉の機能にはストレスがかからなくなったと思います。
また、見た目もきれいな白に仕上がりました。
今回の施工も、発注者様の要望を反映できることができました。
シオノ工業では、皆さんのご自宅の工事の依頼もお待ちしております!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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